API
Matomo AnalyticsのAPIはいかに優れているか?
Matomoはお客様のニーズに合わせて調整/拡張できますので、お客様のお好きなように設定してください。お客様のビジネスの成長に合わせたソリューションが得られるため、他のソリューションを探す必要はありません。他のツールを利用した場合、お客様はすべての履歴データを失う可能性がありますが、Matomoを利用すれば、お客様は将来も保証されたソリューションが得られます。当社のすべてのAPIにも同じことが言えます。どのようなビジネスユースケースに直面した場合も、どのようなアイデアが思い付いた場合も、お客様はMatomoを利用していれば対応できます。
Matomoには主に4つのAPIがあります。
- レポーティングAPI
- PHP/プラグインAPI
- トラッキングWebAPI
- データベースAPI―未加工データへのアクセス権
レポーティングAPIのメリット
このAPIを利用すれば、プログラムによりMatomoに様々な分析レポートを要求できます。具体的には、複数のWebサイトのレポートや所定の日および期間のレポートを様々な形式(CSVやJSON、XMLなど)で要求できます。
また、MatomoはWebサイトやユーザー、ユーザー権限、カスタムダッシュボード、電子メールレポート、目標、ファネル、カスタムディメンション、アラート、動画、ヒートマップ、セッション記録、カスタムセグメントを作成・更新・消去する管理APIを提供します。
以下の目的にご利用ください。
- タスクを自動化して時間を節約する
- 例えば、CMSを利用して新規Webサイトを作成した場合に、それに対応してWebサイトまたはユーザーを自動的に作成/消去する
- レポート情報を収集し、そのデータを必要なところに埋め込み、処理する
- お客様のデータを他のダッシュボードに統合する
利用事例:
APIを用いて重要な情報を収集します。お客様はAPIを呼び出すことによりKPIや重要なレポートを収集し、それをお客様の会社のダッシュボードまたはレポートに統合します(例:BIツールまたは場合によってはスプレッドシートを利用して自動化します)。CMSと連携する場合は、MatomoのレポートはCMSのダッシュボードに埋め込まれることがあり、各ページには、そのページに関するいくつかのKPIが表示されます(例:これまでのWebサイト訪問数、閲覧平均時間、履歴に基づくグラフなど)。例としては、WP-Matomoを参照してください。WP-MatomoはこのAPIを利用して非常に巧みにこれらの作業を行っています。
PHP/プラグインAPI(On-Premise専用)のメリット
- Matomoにおいてあらゆるものをカスタマイズ可能
- Matomoに全く新しい機能を追加可能
- 定期的なタスクを自動化
- ダッシュボードに埋め込むことが可能な新しいウィジェットを設定可能
- 新しいタグやトリガー、変数をタグマネージャに追加可能
- お客様独自のMatomoテーマの作成が可能
- 代替認証が可能(例えば、「Githubでログイン」または「Apple IDでログイン」など。)
トラッキングAPIのメリット
- あらゆるものをトラッキング可能:あらゆるデバイスやシステム、プログラミング言語、アプリ、モノのインターネット(IoT)をトラッキング
- サーバー指標も利用してWebサイト指標を強化。例えば、サーバーに技術的な変更を加えた場合にお客様のWebサイトにどのような影響が及ぶかを確認。
- これを容易にするため、トラッキングAPIに接続する様々なSDKがすでに利用可能です。
- iOS SDK
- Android SDK
- PHP Client
- Java Client
- C++ Client
- 一覧はhttps://developer.matomo.org/guides/tracking-api-clientsをご覧ください。
データベースAPIのメリットー未加工データへのアクセス権
未加工データへアクセス権があれば、可能性は無限大です。
特定のニーズが生じた場合、このアクセス権を持っていれば、変更が利かない定義済みソリューションの問題に直面せずに済むため、柔軟性を大幅に高めることができます。また、未加工データへのアクセス権があれば、お客様はMatomoをお客様が既に利用中のデータウェアハウスに接続できます。ユーザーや顧客のデータをMatomoからお客様のデータウェアハウスにインポートするのは簡単です。アクセス権は、お客様がこの新しく収集したたくさんのユーザーのデータを既存のシステム(例:CRMやEコマース、請求システム、ERPなど)にマージする場合に役立ちます。あるいは、お客様がBIツールを使用している場合は、そのツールをMatomoに接続し、お客様のユーザーデータをSQLで問い合わせ、BIシステムを利用してレポートを作成することもできます。
つまり、何か疑問がわいた時に、そのほとんどの答えを見つけられるようになる可能性が高いということです。
- 他のツールでは得られないカスタマイズされた知見が得られる。当社の提供する未加工データAPIを利用すれば、お客様はデータベースに問い合わせて、他のWebサイトの組み込みレポートでは得られない、お客様向けにカスタマイズされた知見を得ることができる。
- Matomoをお客様のデータウェアハウス/BIツールに接続可能
- Matomoのデータベースにカスタムアプリケーションを追加可能
まとめ
Matomo Analytics APIへのアクセス権を持っていれば、権利はお客様が握っていることになります。お客様の技能を駆使してMatomoならできるはずだと夢見たことを達成しましょう。
- 様々な媒体(Webサイトやモバイルアプリ、カスタムアプリ、IoTなど)からお客様がお客様のユーザーやユーザーのインタラクション(Webページやクリック、目標などに関する情報)に関して欲しいと思うすべてのデータをリクエストします。自動化を設定して時間を節減しましょう。
- PHP/プラグインAPIを利用してカスタマイズします。
- トラッキングします。
- 常に変化するお客様のニーズに適合するようにMatomoに変更を加えることで、無限大の可能性を探ります。
今すぐ利用を開始しましょう。
- Matomoデベロッパーゾーンを開き、Matomoをお客様お好みの設定にしましょう。
- あるいは、Matomo Analytics APIユーザーガイドを読み、利用開始方法を理解しましょう。